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2007ー平城宮木簡の世界ー

― 平城宮木簡の世界 ―    

ごあいさつ

 本年五月、平城宮跡内裏北外郭官衙出土木簡1785点が一括して国の重要文化財に指定されました。平城宮木簡の重文指定は2003年の大膳職推定地出土木簡39点に次ぐものです。今回指定されたのは、1963年にSK820というゴミ捨て穴からみつかった一群で、聖武天皇の内裏とその周辺の役所に関わるものです。
 今回これを記念して、ふだんあまりみなさまにお目にかける機会のない本物の木簡を、じっくりご覧いただく展示を企画しました。保存上の観点から、それぞれ二週間ずつという限られた期間ではありますが、「地下の正倉院」平城宮の真髄とも言うべき天平の木簡たちを、さまざまな切り口からご紹介しますので、是非ご堪能いただければと思います。
  終わりに、今回の展示の開催にあたっては、読売新聞大阪本社のご後援をいただきました。篤くお礼を申し上げます。 
 2007年10月
  独立行政法人国立文化財機構 
      奈良文化財研究所長        田 辺  征 夫

 

※国指定重要文化財・平城宮跡内裏北外郭出土木簡とSK820について

☆リーフレットはこちら(PDF/5.0MB) 

☆ちらし

◎会場:平城宮跡資料館

◎会期:2007年10月23日~12月16日
    テーマ毎に4期の展示期間を設け、展示替えを行います。
 

会期

テーマ

期 間

内 容

 ダウンロード

天皇の食膳
10月23日~
    11月5日
a 古代の乳製品
b 山海の珍味 
c 宮内の蓄えられた品々 
d 産地指定の新物ワカメ  
e 三河湾に浮かぶ天皇専用の島
 (PDF/1.6MB)
宮廷の生活
 11月7日~
    11月19日
a 「正倉院宝物」の落とし物
b 女官の横顔
c 内裏を支える木簡
d くじ引き札をつくる
 (PDF/1.6MB) 
  木簡の諸相
 11月21日~
    12月2日
 
 (PDF/2.0MB)
  宮城の守り
 12月4日~
    12月16日
 
 (PDF/1.8MB) 
       ↑各テーマをクリックすると、展示木簡がみられます。
 ◎ギャラリートーク
     各期ごとに1回、奈良文化財研究所都城発掘調査部で実際に木簡の研究を行っている研究員によるギャラリートークを行います。
     第1回 10月28日(日) 14時より
       担当:渡辺 晃宏(史料研究室長)         
     第2回 11月11日(日) 14時より
       担当:馬場 基(史料研究室 研究員)
     第3回 11月25日(日) 14時より
             担当:浅野啓介(史料研究室 研究員)
     第4回 12月9日(日)  14時より
       担当:山本 崇(史料研究室 研究員)

 ◎公開シンポジウム

    2007年11月23日(金・祝) 13時30分より、公開シンポジウム「出土文字資料研究の最先端」を開催☆報告レジュメはこちら