木簡総合コミュニティサイト [木簡ひろば] 奈良文化財研究所

木簡とは

墨書された木片を総称して木簡と呼びます。

木は、板であっても、丸太であってもよいのです。書かれている内容も、何でもかまいません。時代も問いません。
「木簡の条件」は、材料が木であることと、墨で字が書いてあることだけなのですから。

木簡は全国に何点ぐらいあるのでしょうか。

わかりません。

たとえば、卒塔婆は現在も日々作られています。一方で廃棄処分もされるでしょう。数は刻々と変化するわけです。
ただし、発掘調査で出土した木簡の数なら、かなり正確に把握できています
山本崇氏の調査によれば、約32万点です(「全国木簡出土遺跡・報告書データベース 」)。
木簡の研究の中心となるのは、こうした出土した木簡です。
出土した木簡以外で、かつ最近作られたものではない木簡には、
正倉院伝世木簡・正倉院宝物の付け札や、古建築の棟札などがあります。