遺構 |
遺構【いこう】 遺跡から発見される過去の人々の生活の痕跡の総称。例えば、建物があったところにのこる柱やその穴、溝や井戸の跡。 発掘調査では、調査の際、それぞれの遺構に番号を付している。それを、”遺構番号”と呼んでいる。共伴遺物によって、その遺構が作られた時期や活用されていた時期などを特定することができる場合がある。 奈良文化財研究所「木簡人名データベース」では、それぞれの人名の説明の参考資料として、発掘調査報告書などにおける遺構の年代に関する所見を摘記している。 平城宮・京には、木簡が大量に出土した遺構がいくつかあり、近接する遺構のものもあわせて、「木簡群」としてとらえることがある。平城宮内でまとまって出土したのは、推定大膳職(だいぜんしき)跡、内裏北外郭官衙、式部省関連地域や内裏東方基幹排水路、造酒司周辺などから。京内では、長屋王家木簡や二条大路木簡が著名。
平城宮・京で木簡が出土したおもな地点
《推定大膳職跡》 《内裏北外郭官衙》 《内裏東方基幹排水路》
SK219 SK820 SD2700 SD3035 《造酒司周辺》
SD4100 SD5300 SD5100 SD4750 《式部省関連地域》 《二条大路木簡》 《長屋王家木簡》 |